日本ブレインリハビリテーション協会 ホーム
事務局 介護老人保健施設あのう 担当:山本 TEL.059-267-1800

ブレインリハビリテーション

ブレインリハビリテーションとは

 Brain Rehabilitation(ブレインリハビリテーション)とは、あけあい会が独自に開発した、高齢者の衰えてきた脳を活性化するためのリハビリテーションです。

ブレインリハちゃんねる


 高齢者の学習に必要と考えられる以下の条件 ー

  • 容易に扱えること
  • 扱う楽しさがあり、持続しやすく、集中しやすいこと
  • 視認性の高い大きな文字を使用していること
  • 少しずつステップアップができること
  • 答え合わせが問題を解いた後すぐに行えること
  • 間違いの修正ができること

ー これらを考慮し、パソコンを使うことにより、高齢者でも楽しく簡単に持続できる学習を美座して開発しました。

 パソコンを用いた高齢者の学習のためのソフト開発は世界で初めてのものです。

パソコン及びタッチパネルを使ったブレインリハビリテーションの利点

  1. 数字などの入力が画面に触れるだけで行えるので直感的に操作方法がわかり、認知症のある高齢者でも実施が可能である。
  2. 計算の結果の入力方法をいくつか用意してあり、その人の状況に応じて使い分けることができる。(キーボードより数字の入力・画面上の数字のクリック、三択形式での選択など)
  3. 上記のような入力ができるため、右麻痺や手指の変形により、鉛筆で数字や文字が書けない人でも学習に取り組むことができる。
  4. レベルがたくさんあり、その人の能力に応じた問題を行える。
  5. 乱数を発生させているため、レベルが同じでも毎回違った問題が出題され、飽きない。
  6. マウスをクリックしたり、画面に触れるたびに画面表示が変化するので、興味を持って学習が続けられる。
  7. 記憶や認知症能力を高めるためのゲーム感覚の問題が用意されており、楽しく脳を鍛えられる。
  8. かかった時間や点数が自動的に瞬時に表示されるためフィードバックしやすい。

推奨プログラム

 当協会が推奨する、ブレインリハビリテーションのプログラムです。

プログラム1
(MMSE30-27)
暗算(+、-) レベル11 10問
文章の音読
出現場所を覚える レベル5 10問
文字のならびかえ 初級 5文字
プログラム2
(MMSE26-21)
暗算(+、-) レベル5 10問
文章の音読
出現場所を覚える レベル3 速度1
文字のならびかえ 初級 4文字
プログラム3
(MMSE20-15)
三択計算 レベル4
ことわざ 50問
文字の並び替え 初級 3文字
同じ図形はどれ レベル2
プログラム4
(MMSE14-10)
三択計算 レベル3
ことわざ 50問
クリックあいえお
同じ図形はどれ レベル1
プログラム5
(MMSE9-0)
三択計算 レベル1
文章の音読
クリックあいうえお

ブレインリハビリテーションの取り組み ※文献をダウンロードできます。

楽しく簡単に集中力が持続するブレインリハビリテーションの取り組みについて  ここをクリック→(高齢者安心安全ケア 実施と記録 Vol.13 No.3掲載記事)

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